2010年08月28日

『のるもの案内』を振り返るA

続きます。

◎よし。役者さんのこと書こう。本当は当日パンフレットに載せたかった。あ、パンフレットに載せる写真撮るとき、それぞれの手のひらに私が名前を書いたのですが、あれはやたら幸せだった。ある種の所有欲が満たされたのだと推測する。

◎黒澤世莉。前回の「池袋〜」では坊主だったのが許せなくて(笑)、今回は髪型普通にしてもらいました。世莉さんは距離の取り方の振れ幅が極端だと思う。近付く/何も受け付けないかのように見える。一点に集中してるとやたらセクシーな瞬間がある。

◎津留崎夏子。かつて彼女だった人、手が触れそうで、でも掴めない。そんな距離感を考えたときにこれはなっちゃんだと思ってお誘いしました。悪気なくにっこり笑う。でも深読みしたくなる。

◎金丸慎太郎。顔立ちが濃いめであるという世莉さんとの共通点が良いなと最初思っていた。慎太くんは色気ある。力抜けた方の。時間堂三人が大人なので、若者ポジションでバランスとってくれました。馬鹿に見えるどころか、賢いのだと思う。

◎大川翔子。等身大、男子に対してずるいとかちくしょーとかどきどきするとか、そんな女子要素を担当してもらいました。でもべたっとしないからいいんだよな。次にどう出るのか、引きつける意外性も。

◎菅野貴夫。がっしり感と遊びごころ。貴夫さんは大抵かっこいいです。好みとしては、低めから攻めてく方が。今回せっかくの電車好き部分をもうちょっと生かせればよかったと反省。

◎菊池美里。愛らしすぎてびっくりします。しました。お客さんをすぐに味方につけてしまう。ただの甘いものになってしまいそうなところに、ぴりっと。

◎鈴木浩司。浩司さん楽しそうに遊んでくれて嬉しかった。おもちゃみたいだった。あとウクレレ弾く姿が抜群で夏でした。身体関係のことも頼りになります、感謝。

◎戸谷絵里。通称妖精さん。現実感の無さがぴかいちなので、最初からそういうポジションにいてもらおうと。旅カードの選択は彼女次第。本番を動かしている演出家はとやちゃんだったのでした。

◎以上8人プラス原田優理子で『のるもの案内』お送りいたしました。これからZOKKY、国分寺大人倶楽部、箱庭円舞曲、乞局、JACROW、競泳水着、北京蝶々、ブルドッキングヘッドロックなどで活動を要チェックです。


菅野さん、菊池さんあたりちょっと感覚的過ぎる紹介ですがそのままにしときます。
私の言語ですが嘘は吐いてない。
これだけの役者を揃えておきながらもったいない、という感想もいただきました。
まったくだ、と私も思います。
時間をかけて稽古してきっちり詰めていけばまた全く違う世界がつくれる。
でも今回の公演の趣旨、あの場所でやることを考えると、それはそもそも目指していなかった。
無駄遣い、ではもちろんなく、この9人だからこその感覚/遊び心部分で出来た作品だと思います。
posted by sumika at 13:59| Comment(0) | 公演情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

『のるもの案内』を振り返る@

原田優理子です。
公演が終了した次の日から、Twitter(@UlicoHarada)で『のるもの案内』についてを振り返っていました。
こちらでまとめておこうと思います。
基本的にそのまま、その順番で載せます。長いというか、多いので分けます。

◎人が眠ってるとこ見るのって私は幸せ。人数が多ければなおさら。

◎「池袋から日暮里まで」をもう一度やりたい、演出やってよ、と世莉さんに言われたことが一番直接のきっかけでした。だったら私も書くから、そっちは世莉さん演出お願いしますと。

◎脚本書いた「真ん中から少し浮く」は、タイトルを先に決めてて。いなくなろうとする女の人の話にしようとは思ってた。これは次回公演に繋げるつもりで。

◎「真ん中〜」は幼い、拙いホンだと思う。言葉にし過ぎてる。でも、とても私らしくはある。改稿する中で、世莉さんには優理子の血と肉の部分を見たいと言われ続けた。そこには応えきれなかった気がする。

◎「池袋〜」が山手線のはなしだから、もう一つも乗り物に関係させようと思って空港に。夏休みだし、旅。普段と少し違う、という感覚を中心に置こうと。

◎「池袋から〜」は、やっぱり池袋で上演されるべきだろうと思った。で、会場に選んだのがMODeL T。可愛くて、意外と空間があって、行き届いている感じがして。普通にカフェとして魅力的。

◎で、そんな可愛らしい空間で敢えて男性陣にカフェスタッフとしてお客さまをお出迎えしてもらおうと思った訳です。四人とも格好いいので、楽しいよなぁと。これは完全に女子的視点。

◎オープニング、振り付けというのを初めてやりました。自分の身体に覚えがないものは出てこないのね。多分出発点は宏平さんの半歩WSでやったエクササイズ。目を瞑る、誘導する。扱われ方。曲はFridaのTowers。

◎振り付けたのは自分のくせに、@持ち上げられるのが苦手でよく笑われてました。身体に不信感があるから。A普通にどきどきするなと思ってました。ぎりぎりの距離。そこにあるけど、気付いていないふり。

◎全部のポジションやってみよう、と思ったけど案の定、というか思った以上にぼろぼろ落とした。でもそれはこれからのために。やらない方がいいのか、やり方を変えればいいのか、検討しよう。でももう演出するときは出演しないよ。それは決めました。

◎足出してるくせに膝は痣や傷で汚いし、メイクもほぼ(意図した訳でなく間に合わずに)できなかったし、自分が書いたものの台詞も正確に言えてないし。今回、役者として出る心構えが一番後回しになった。これじゃ失礼だ。

◎というか単純に自分が出てると見れない。自分が出て引っ張って空気をつくるより、役者さんに向き合う形で演出がしたい。出てしまうと、劇場だとなおさら全体の様子がわからなくなる、というのが月並みなはなしで思ったこと。
posted by sumika at 13:44| Comment(0) | 公演情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年08月23日

終幕いたしました。

時間堂+スミカ『のるもの案内』、全6ステージすべて終了しました。
ご来場いただいたみなさま、ありがとうございました。

観劇の前後も含めた体験を楽しんでいただきたい、と思ってこの作品をつくってきました。
いかがでしたでしょうか。
夏のひとときが心地良いものであったなら幸いです。

スミカの本公演は来年二月を予定しております。
詳細決まり次第随時更新して行きます。
ありがとうございました。

スミカ
原田 優理子
posted by sumika at 23:29| Comment(0) | 公演情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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